自転車のギアには「内装ギア」と「外装ギア」があります。
主に内装ギアは一般車に、外装ギアはスポーツ車に使われることが多いですが、そうではない場合も最近は増えています。
<<内装ギア>>
後輪のハブ(車軸)の中にギアが組み込まれているものです。外からはギアの仕組みを見ることはできません。一部ペダル部分、BB(ボトムブラケット)に組み込まれているものもありますが・・・
現在シマノ製で、3段、5段、7段、8段、11段がラインナップにあります。
メリット
・ごちゃごちゃしたギアが外から見えないので、見た目スッキリ。
・停車中でも変速が出来る。
・キチンと調整されていれば、チェーンが外れない。
デメリット
・重量が重い。
・コストが高い。
・ギアの段数を増やすのが大変。
・ギア比の変更ができない。
<<外装ギア>>
スプロケット(歯車)が何枚も並んでいるタイプのもの。
ギアが後ろだけのものもあれば、前にも付いているものもあります。
現在後ろで6段~11段、前にも2段や3段ついているものもあります。
後ろが11段、前が3段だと、11×3=33段ギアとなります。実際に存在します。
メリット
・多段化が容易。
・軽量。
・ギア比の変更が容易。
デメリット
・完璧に調整されていても、チェーンが外れることがある。
・ペダルを前に回していないと変速できない。
・後ろ変速機をぶつけやすく、曲がってしまうことによるトラブルがある。
このように各々特徴がありますので、自転車の使い方に合わせて選びましょう!